Solution

Corporate Profileキャリパーの核となる「キャリパープロファイル」

キャリパーは、人が持つ「コンピテンシー(内的動機)」に着目し、「自然に出てしまう行動の源」を明らかにします。
内的動機と仕事で求められる成果行動(コンピテンシー)がマッチングすると、モチベーションが自然と維持され、高い成果を生むことがわかっています。
その人が、どのような職種で高いパフォーマンスを発揮しやすいのか予測することで、人と仕事とのマッチングをはじめ、人と組織の成長のお手伝いしています。

その核となるのが「キャリパープロファイル」なのです。
キャリパープロファイルは最新の心理学を応用したテストで、個人のモチベーションや潜在的な能力を高い精度で抽出できます。
400万人以上のプロファイルデータから統計学的なベンチマークを検出し、人材の適性を可視化することが可能です。

この「内的動機」は成人になると変化しにくいため、1度の受検で選抜から育成、開発まで全てのプロセスに対応できます。
また、24カ国の言語に対応し、グローバルに展開している企業や多国間でのプロジェクトにも対応、
レポート内容も業務やご希望に合わせてカスタマイズすることが可能です。

Case: Recruit採用の場合

職務要件の整理

対象者による
キャリパープロファイル受検

クラスターグラフの作成

コンサルタントによる
フィードバック

ジョブマッチ判定と
結果報告のレポート納品

キャリパーでは、そもそも採用に関して求める人材像がどのようなものかを再確認することからお手伝いし、

意思決定の前にキャリパープロファイルを受検してもらうことで、より職務にあった人材を採用するお手伝いをしています。

プロファイルの結果は、それまでに得られた採用情報で明らかになっていないグレイゾーンについて明確な回答を提供します。

職務分析とプロファイルの検証によるジョブマッチングは、新卒採用でも中途採用でも、社内の昇進やチームビルディングでも、様々なシーンで実施可能です。

客観的な判断基準によって意思決定の基準が統一され、採用後のジョブローテーションや育成の方針決定にもご活用頂けます。


Case: Development能力開発の場合

開発ゴールの設定

対象者による
キャリパープロファイル受検

個人フィードバックレポート
の作成

コンサルタントによる
コーチングセッション

能力開発プログラムの提供と
効果測定

私たちの提供する能力開発プログラムは、アセスメントによる本人に対する深い気づきから始まります。

キャリパープロファイルから抽出された個人の内的動機から、強みと弱みをベースにコンサルタントによる丁寧な一対一のフィードバックを行います。

同時に、具体的なアクションプランを合わせて、具体的な行動変容のプランを作ります。

ここで明らかになった行動特性、強みや開発課題は、その後のアクションラーニング、集合研修、コーチング等により、日々の行動特性を変えていくことを目的としています。

プログラムの終了時には効果測定を行うことで、本人の達成度とさらなる 開発課題について提案します。


Legendary Storyレジェンダリーストーリー

信用を落したことが、信用につながった

あるメーカーで上級職の採用をキャリパーが行ったところ、適性の認められた人材の成果が思ったほど上がりませんでした。
すっかり信用を失ったキャリパーが実態を調査したところ、スタッフの妻が受検をしていたことが判明します。早速、キャリパーと人事部は協議した結果、彼女を仮採用することにしました。研修の時点で彼女の適性は明らかで、すぐに本採用となります。現在、彼女はそのメーカーの役員にまで昇進しています。夫は早々に専業主夫となり、幸せな家庭を築いているそうです。

キャリパーのアセスメントツールは、回答するのにある程度の時間を要します。自分と向き合う大切な時間です。決して他人に受検させないでください。

社長にしかなれなかった新入社員

ある大手損害保険会社に入社した若者。彼は与えられた仕事をうまくこなすことができず、上司はもとより同僚からも評価されずに社会人生活を送っていました。しかし、ある新規プロジェクトで彼の案が採用され、周囲を驚かせました。その後の彼の活躍に、周囲はさらに驚かされることになります。細かいことを気にせず、タフな精神力を持つ彼は進んで新たな市場を開拓し、ついには自分のチームを独立させました。彼は、優しげな外見からは想像もつかないリーダーシップの持ち主だったのです。

私たちは個人の資質と同時に、職務に求められる成功要因も調査し、マッチングを行うことで成果を最大化します。これをジョブマッチングと呼んでいます。

真面目なイエスマンと沈みゆく船

ある企業のトップは強力なリーダーシップを発揮しているものの、周囲の幹部のプロファイルを調べると真面目な「イエスマン」ばかりでした。そこで、トップと意見がぶつかっても対等に渡り合えるプロファイルの持ち主を経営層へ配置することを勧めましたが、トップはその案を受け入れませんでした。トップが失脚して会社を去ると、残された上層部では経営の立て直しができず、次世代の優秀な人材も次々に会社を去っていき、最終的にその企業は競合相手に買収されてしまいました。

キャリパープロファイルは、個人を見ると同時に、組織全体の長期的な人材戦略に組み込むことで、変化に強く継続性のある組織を育てます。

失敗したターンアラウンドを救う

企業の立て直しは生存に関わる最重要プロジェクト。キャリパープロファイルをベースにしたアドバイスは、時として経歴書などから受ける印象とは違う結果を出すことがあります。過去の実績を重視した結果、経営陣が選んだのは業績が順調な時に力を発揮しやすい人物でした。立て直しには向かないプロファイルのその人物によって業績は一層落ち込みましたが、間違いに気づいた経営陣はすぐに私たちが推薦した人物と入れ替え、無事に業績を回復させることができ、企業は復活することができました。

私たちは自分たちの経験から、経歴書や履歴書ほどアテにならないものはないということを知っています。過去の経歴ではなく、将来へ繋がる選択をご提案いたします。

次世代のリーダーを可視化する

経営陣からトップを選出する際に、幹部はみんな真剣になります。自分が選ばれるかどうかより、会社の未来を真面目に考える経営陣ほどそうした傾向が強いようです。そうして、様々なアセスメントツールを駆使して選んだ時、キャリパーだけが違う結果を出せばどうなるでしょうか。みんなが良いという方が安心できますよね。しかし、その経営陣はキャリパーの推薦を採用しました。1年後、その企業が良い結果を残せたことは私たちの喜びでもあります。キャリパーは個性の強いツールですが、その結果は信頼に値します。

キャリパーは他者との比較など、相対的な結果にはあまり興味を持ちません。あくまでも、個人の資質と仕事とのマッチングだけを見ていきます。

出る杭が打たれ過ぎないように

強力なリーダーシップを持つ人は、若い頃から目立ち、敵を作ってしまう傾向があります。本人はそんな状況を全く気にしていないのですが、それがまた悪循環を生んでしまうようです。つまり、こうした幹部候補の人材は相手に対する配慮など、本当の意味での「リーダーらしさ」を備える必要があるわけです。ある企業は会社のメンタリングに加え、資質に合わせて適切に導くキャリパーのエグゼクティブ・コーチングを活用することで、優秀な未来のリーダーが潰されるのを防ぎました。

私たちのエグゼクティブ・コーチングは、プロファイルを見ながら個人の特性に合せて行うため、扱いが難しい人材でも精度の高いコーチングが行えます。